感想文とか置くところ

タイトル通りの内容です。音楽とアニメが多くなりそう

梶浦由記初心者にこそライブCDを聴いてほしい理由

この記事では、私のおすすめのCDである「FictionJunction 2010-2013 The BEST of Yuki Kajiura LIVE2」についてダイマしようと思います。

このCDは「梶浦由記さんの楽曲が気になっているけどどこから手をつけたらいいかわからない」という初心者ファンにこそ聴いてほしい名盤です。

いきなりライブCD?それも2?と言われそうですが、いきなりでも大丈夫ですので聴いてください。

 

1 はじめに

1.1 何のCD?

梶浦由記さんのライブ(Yuki Kajiura LIVE、以下YKL)で2010年から2013年に行われた曲を数曲ずつ抜粋したCDです。

1.2 Yuki Kajiura (梶浦由記)って誰?

作曲家。1993年にSee-Sawのキーボーディスト・作曲担当としてデビュー。その後は梶浦由記名義でサウンドトラックの作曲やFictionJunction梶浦由記のソロプロジェクト)やKalafina(梶浦氏プロデュースのボーカルユニット)でのアニメ主題歌書き下ろしなどを中心に様々な楽曲を手掛けています。

彼女の音楽的な原体験はドイツで過ごした少女時代。両親の影響もあり生のオペラやクラシックに多く触れたためかコーラスを重ねた曲が多いのが特徴。民族調とクラシックの融合した作風が多いです。

1.3 YKLって?作曲家がライブ?

梶浦さんが今まで手掛けたサントラ楽曲を生で演奏したり歌(FictionJunction名義・梶浦由記名義が中心)を歌ってもらったりするライブ。

梶浦さんはキーボードとコーラスを担当し、他にメインボーカルを務める3~4人の歌手とギター・バイオリン・ベース・ドラムが参加するのが基本。場合によってはゲスト歌手や他の楽器の奏者も参加します。

 内容は平たく言えば「canta per me」や「マミさんのテーマ」といったサントラでもおなじみの楽曲から 

canta per me(LIVE#6)

canta per me(LIVE#6)

  • provided courtesy of iTunes

 

Credens justitiam(LIVE#8)

Credens justitiam(LIVE#8)

  • provided courtesy of iTunes

 

「stone cold」などの主題歌まで生演奏と生歌で聴ける!蘇る!といったイメージです。 

stone cold(LIVE#10)

stone cold(LIVE#10)

  • provided courtesy of iTunes

 

回によってはSee-Saw時代の曲や他アーティストへの提供曲などのセルフカバーも聞けます。 

うた(LIVE#10)

うた(LIVE#10)

  • provided courtesy of iTunes

 

2 どうしてオススメなの?

2.1 手っ取り早く色々な曲が聴ける

梶浦由記さんはサウンドトラックから歌モノまでたくさんの楽曲を手掛けており、どれから手を付けたらいいかわからない方も多いと思います。

その点このCDは色々なサントラ・アルバムの“看板”ともいえる曲がたくさん揃っています。ジャンルもライブで盛り上がるアップテンポ曲からバラードまで、ダークな曲から可愛い曲まで様々です。

かくいう私もライブCDを買った理由の一つが「手っ取り早く色々な梶浦楽曲を聴きたい」でした。

2.2 圧倒的な美ハモと様々な歌手

本当にハモがすごい。

レギュラー出演する歌手は四人(WAKANA*1、YURIKO KAIDA(貝田由里子)、KAORI(織田かおり)、KEIKO)とも経歴も声質も様々です。しかし、歌声はしっかりと美しく重なっています。

またソロパートもプロならではの力強さと安定感と美しさです。

加えてゲスト歌手も豪華で、こちらも様々なジャンルから集っています(オペラ、ミュージカル、クラシックなど)。

多様な歌声の歌手が一堂に集ってのボーカルは圧巻です。

2.3様々な楽器の生演奏が聴ける

YKLは歌だけでなく完全インストの曲も演奏します。

バンドメンバーはギター・バイオリン・ドラム・ベースが基本。あの名曲が生演奏で聴け、また生ではのアドリブも味わえます。回によってはゲストにフルートやアコーディオンなども。楽器もチェックしてみてください。

2.4色々な回のライブをかいつまんで聴ける

YKLと言っても前述通り演奏される曲も参加メンバーも様々です。

YKLのCDでは様々な歌手とミュージシャンによるライブ定番曲をいいとこどりできます。

特にFictionJunction 2010-2013 The BEST of Yuki Kajiura LIVE2」では総勢12名の歌手と6名のミュージシャンを迎えたライブイベント「Kaji Fes.」の音源も収録されています。

2.5オリジナルとの聞き比べも楽しい

YKLで演奏される曲には、原曲と歌手が違ったりライブ独自のアレンジが施されたものも多くあります。原曲とライブ音源それぞれに素晴らしさがあるので、ライブ音源を聴いて気になった曲を購入する楽しみもあります。

2.6梶浦さんによる解説が濃い

CDについているブックレットでは、梶浦さんによる各ライブの解説や歌手・ミュージシャンの紹介が載っております。どの解説もライブの空気感や内容が伝わる濃いものとなっています。

2.7総じて梶浦由記さんの楽曲の魅力を再確認できる

 

というわけで

梶浦由記ライブCDFictionJunction 2010-2013 The BEST of Yuki Kajiura LIVE2」を買ってください!!!!

いきなりCDを買うのが不安な方は、アニュータでも配信されていますので試聴してください!!!!(※配信は一部楽曲を除く)

いきなりVol.2?と思われるかもしれませんが、いきなり2からでも大丈夫です!!!!

(Vol.1はアニュータで配信していない+筆者がCDを持っていないのでレビューを書けないのもある。買います……)

*1:現在は梶浦ライブに出演していませんが